地中海・マルタの食


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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先週末はマルタへ行ってきました。



マルタはイタリアの南に位置する小国。


面積は312㎢で、東京都23区の約半分!!



地中海に囲まれ、温暖な気候と美しい海を求めてヨーロッパ中からバカンスに訪れる人気スポットです。



ここ最近のベルギーの気温は、暑くても25度ほど!

それに比べマルタは40度近くになることもあり湿気もかなーり強いので、飛行機から降りた瞬間体全身にへばりつくような暑さを感じました。


和食よりも健康食?!地中海食


旅行へ行くといつも気になるのが現地の食文化。


今回は地中海。
ベルギーではあまり食べられない新鮮な魚介が豊富なんじゃないかと楽しみにしていました💓



そして、実は地中海食、世界的にも健康食だと言われている和食よりも、"さらに良い"と言われる事があるんです!!




それは、豊富な魚介類や野菜、ワイン、パスタ、オリーブオイルが食生活の基盤にあるため。



↓市場にあった魚屋さん。真っ赤な魚がたくさん並んでいました。




魚介類に含まれるオメガ3系の脂肪酸は善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを抑えるため、生活習慣病に効果的。


ワイン、特に赤ワインには抗酸化力を持つポリフェノールがたっぷり。

パスタは、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品。(GI値はパスタ65、白米81、フランスパン93。)

野菜とオリーブオイルが体に良いことは皆さん何と無くお分かりかと思います。


そんなわけで地中海食は世界に誇る健康食だと言われています。


栄養士が実際に食べてみた


ムール貝やエビ、あさりなどの魚介類がたっぷり乗ったこちらのパスタ♡

もう、文句なしの美味しさです。


エビや貝からの旨みが出たスープをパスタが吸って…それはもう本当に海の味!!


こちらはシーバス。
この魚はベルギーでも食べられますが、違うなあと思った点があります。


ベルギーだとクリーム系のソースを合わせる事が多いのですが、マルタではシンプルに塩味。そこへオリーブオイルやたっぷりの野菜が合わせられ、パセリの風味も良い感じ♩


こちらはスモークサーモンとアスパラのテリーヌ。


とてもお上品な味でしたがこちらもまた野菜がたっぷり!


こちらの料理にもチラッと乗っていますが、オリーブの実もマルタ料理には沢山使われていました。

オリーブの実の塩気はキツめで、それだけ少し気になったかなあ。




そしてこちら!
エビが6尾もででーん!!!
身がプリップリで美味しい〜♡
しっかり焼かれていて香ばしく、灼熱のマルタにはとっても合う一品でした。



このほか、町を車で移動中にブドウ畑も数多く見かけました。レストランにはマルタのワインリストもあり、ワインも食生活に密接なんだなあと感じました。




まとめ

なんだか美味しかったものを載せただけの日記になってしまいましたが、、



たしかに魚介類が豊富で野菜やフルーツも充実。


↑おっきなスイカ!!



こってりした味付けはせず、素材の旨味を生かしてオリーブオイルやレモン、塩などでシンプルに味付けされたものが多かったです。


テーブルには塩・胡椒以外にもオリーブオイルとバルサミコ酢が常時置いてありました。

これも地中海に面する国ならではですね!



全体的に栄養バランスが良く、抗酸化力のあるものもたっぷり。


こういった食生活は確かに健康食と言えそうです。



今後クロアチアやギリシャなどの東地中海へも行く予定なので、そちらの食文化も気になりました*




番外編


その一方で、様々な国を旅し、その土地の食文化に触れると、


土地に合った食文化、そこに住む人の体に合った食文化


がそれぞれにあることを感じます。


そして、帰り際には必ず和食を食べたくなります。(笑)



身土不二」という、マクロビオティック用語があります。



地元の旬の食品や伝統食が身体に良い。」という意味です。



私たちはその土地に生まれ、その土地で生きているからです。



旅をして、いろんな食文化に触れて、心もお腹も満足♪ですが、


決まって和食が恋しくなる私は「やっぱり日本人だな~」なんて思うのでした。


読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO