イギリスの有名ホテルでアフタヌーンティー♪


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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先週末はベルギーの祝日も重なり、旦那さんに休みをとってもらってイギリスへ行ってきました♪


ユーロトンネルを利用し、ドーバー海峡を通過!!車での移動です!

(こんな連休の時にユーロトンネルを使うもんじゃないですね・・・帰路ではトンネルで4時間待ち、帰宅は25時でした・・・とほほ)




5月下旬の、新緑がまぶしいこの季節にイギリスへ行けて、自然大好きな私には最高でした♡

その模様も、後々シェアできたらと思います。



さて、イギリスと言えばフィッシュ&チップスとアフタヌーンティーだと思っていた私。


アフタヌーンティーはおいしくて、ちょっとおしゃれなところで食べてみたかったので事前に調べて予約していました。




そもそも、アフタヌーンティーって?



・・・アフタヌーンティーと聞いて、まずイメージできるのは3段になったきれいなお皿。

そしてそこにのっているサンドイッチ、スコーン、ケーキ。

お紅茶とともに、ゆっくり楽しむ。・・・




こんなイメージはおそらく皆さんにあると思います。


でも、なんでこの文化があるのか?

夕方にこんなに食べたら夜ごはん食べれなくなっちゃうじゃないか?!



なぜこの「アフタヌーンティー」という習慣があるのか気になったので少し調べてみました。


諸説あるようですが、

かつてイギリスは一日2食。夕食前の時間帯に小腹がすいたのを紛らわすために紅茶と軽食を口にしたのが始まりだとか。


朝食はパンにソーセージ、卵料理などがたっぷり添えられた「イングリッシュ・ブレックファースト」が主流。朝はしっかり食べますが、夜19時~21時はオペラやミュージカル、バレエなどの鑑賞時間になってしまうため、夕食時間が遅くなってしまいます。その鑑賞前の腹ごしらえとして、アフタヌーンティーをするようになったようです。これが始まったのは19世紀ごろからだそうで、あまり歴史は深くありません。


やがてアフタヌーンティーは上流階級の人々の社交の場ともなり、食事内容や食器類、室内装飾や花、会話内容、マナーまでの礼儀作法が出来上がったようです。




ふーん、そうゆうことだったのか~(・・)


話は戻し、私たちが行った場所を紹介します☆



優雅な気分になれるアフタヌーンティー♪




The Goring 】という五つ星ホテルです。


なんと、英国紅茶協会が毎年発表する「Top Afternoontea Award」で1位に輝いたらしいです。

あのウィリアム皇太子とキャサリン妃がウエストミンスター寺院で挙式をした前夜に宿泊したのもこのホテルだとか。



そんなこと知ったらますます気になります!


私たちは到着が少し遅れてしまったのですが、とってもジェントルマンなホテルスタッフが

「最初にトイレ行ったり手を洗ったりする?」

と気さくに聞いてくれ、それだけでも心がホッとしました。



室内はとってもゴージャスで、何とも気品高いかんじ!

中庭やテラス席もありました。






最もスタンダードなコースを注文し、紅茶はThe Goringのアフタヌーンティーブレンドをチョイス。

最初にスターターがきました。クリーミーなソースでおいしい!


そしてついにやってきました!これ!





私人生初のアフタヌーンティー✨


サンドイッチ、スコーン、ペストリーの順で、下の段から食べるのが基本的なマナー。

(そんなに厳しくはありませんが)


下段のサンドイッチはスモークサーモン、キュウリ、チーズとトマト、チキンの4種類。

きゅうりはミントのクリームと一緒に挟まっていて、なんとも新しい味(笑)

味付けはどれも濃くなくて、イギリスっぽい・・・?


真ん中の段の、白い布の中にスコーン2種(プレーンとレーズン)が入っており、ジャムとクロテッドクリーム(バターと生クリームの中間のような、濃厚なクリーム)を塗っていただきます。

そのまま食べてもシンプルなお味が生かされて美味しかったです。


上段のペストリーはなんともかわいいものばかり♡

食べるのがもったいなくなってしまいます!

このケーキたちは時期によって変わるみたいです。





この可愛いケーキたち、どれも激甘・・・!

砂糖消費量が世界平均の約2倍のイギリス、さすがです。

アフタヌーンティーに来ておいて実は甘すぎるものが苦手な私。

そんな私でも、写真一番右の黄色いケーキはレモンの風味がとってもさわやかで、甘みもちょうどよかったです。



これらをいただきながら、紅茶をたっぷり飲みましたが、香りも味もとっても良かったです!






ケーキまで食べるとお腹いっぱい・・・!


こちらのホテル、実はおかわりお持ち帰りもできます。

もう食べれない・・・!って方は、お持ち帰りを利用すると良いですね☆



まとめ


初めてのアフタヌーンティー。

どうせ行くなら、美味しくておしゃれなところ♪と思っていたのでこちらに行けてよかったです。


気品ある室内、食器、サービス。

これらに触れることでとてもリッチな気分になれます✨

私たちもいつもよりすこーしだけフォーマルな服装で行きましたが、それも良かったと思います。

たまには背伸びしてみるのもいいですね。


サンドイッチ、スコーン、ケーキはとびっきり美味しい!というほどではないように感じましたが、

紅茶はとても美味しく、イギリス本場の格式高い食文化に触れられてとても貴重な体験でした♪


これからイギリス・ロンドンへ行かれる方は、ちょっと時間を確保して優雅なティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか♡



読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO