Slow trip ひとりロンドン旅


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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1泊2日で、ロンドンひとり旅をしてきました。

今回は、旅の記念をピンポイントで記録してみたいと思います。

食を中心には書かない(予定)ので、お時間ゆるすかぎりお付き合いください。



ブリュッセル南駅からユーロスターで約2時間、セントパンクロス駅に到着。


11月半ば、すでに町はクリスマス一色です。



ロンドンを訪れたのは2回目。
目的は、前回見られなかったもの、行けなかったところへ行くこと。


念密な計画は立てずに、気ままにロンドン散歩をはじめました。



いつもの旅には相方がいるのでつい、頼りがちになってしまうのですが

今回はひとり。


海外に慣れたとはいえ、危険が隣り合わせにあることを常に意識。

なおかつ私はおっちょこちょいなので、いつも以上に貴重品や身の安全を気にしながら歩いていて緊張がほぐれません。



結局見れない交代式

駅からバッキンガム宮殿へ直行。

前回見られなかった衛兵交代式を見に行ったのですが、案の定ものすごい人だかり。

その上背の低い私は、欧州人の中に入ると四方八方ふさがれてしまって何も見えない!

衛兵さんたちが行進してくるところだけ見て、さっと諦めて退散しました。(笑)



バッキンガム宮殿までは地下鉄をグリーンパーク駅で下車し、グリーンパークを横切って向かうのですが、


そのグリーンパークは初夏に訪れたときとは全く違う顔色をしていて。


人で込み合うバッキンガム宮殿とは裏腹に、静かで穏やかな時間が流れていました。



わたし、観光名所を巡るよりこうやって心に響く景色を見る方が好きかも。



これしかないけど、行ってよかった



ビートルズ好きには定番の、アビーロード。


何気にビートルズが好きな私。ポップな曲も、切なくシックな曲も、すべて好き。

きっかけは私のパパ。


私がずっと幼い頃(5歳くらい?)教育テレビの番組でビートルズの替え歌をグッチ裕三さんが歌っていたのが好きで、私がマネして歌ったら、パパが本家のCDを聞かせてくれた。


車でドライブするとき、「ビートルズにしてー!」ってお願いして、知ってる歌を知ってるところだけ熱唱した。(笑)


そんな思い出のある、ビートルズ。


アビーロード最寄り駅で、アビーロードを渡る彼らのポストカード一枚を購入。

一人旅、一番最初のお土産はまさかのパパへのお土産だった。



かわいいデパート、リバティ。


1875年創業のその建物は柱や床が木造で、デパートらしからぬ雰囲気。

心華やぐ空気がありながらも、どこか落ち着く気さえする建物だった。


リバティ正面の通りにあるお花屋さん。

お花がとっても鮮やかで、つい写真を撮った。



そうそう、ロンドンのタクシーってみんなこの車で、ラブリーだよね。

(イギリス人って、Lovelyって単語もよく使うよね!)




まさにイギリスの食文化を表現している場所だと思う。


お昼過ぎ、早々と予約していたアパートメントにチェックイン。(スタッフと紆余曲折あった)

そうだ、ランチ食べてない。

と気づいてピカデリーを歩いていると、こんなマーケットを発見。



Monday Food Market。(火曜日もやってるみたいだけど)

ここでは動画を撮ったのでそれをシェアします。



隠れオシャレスポット

コベント・ガーデンよりもやや北の、ケンブリッジ劇場の近く一帯。


地図でみると直角三角形のエリアがあって、そこが知り合いの方からお勧めと聞いていたスポット。

Neal's Yardの細い道を進んでいくとおしゃれな小さなお店がたくさんあります。


ベジタリアンカフェだったり、ピザ屋さんだったり。

有名なマンモスコーヒーもあります。

その中にあった、オーガニック製品を取り扱うお店へ行ってみました。


アロマオイルを発見!


たくさん種類があって迷いましたが、スタッフに聞いてみたりして、二つ選びました。

オーガニックの、ラベンダーとイランイランの香り。価格も良心的。

この2つはリラックス効果抜群です。



出張でヨーロッパ横断中の旦那さんが帰ってきたら、スチームタオルにオイル垂らしてマッサージしてあげよう(^^)


心が落ち着くものって、いいね。


ブランド物も良いけれど、心と体が幸せになれるちょっとしたものの方が、健やかな暮らしには必要なんじゃないかなあ、と思う。


そして、このオシャレスポットを私は勝手にロンドンの三角地帯と命名します。(笑)

(大好きな三軒茶屋の三角地帯から命名。)



歩き疲れたらとりあえずコーヒー。

その三角地帯を離れ、The Coffee Treeというコーヒーショップへ。


小さなお店なのだけど、味のあるかんじ。

カプチーノを飲んだのだけど、写真は撮り忘れ。



夜はオペラ座の怪人を鑑賞。

ミュージカルが終わった最後、出演者がみんな揃って出てくるところって感動する。

特に、悪役だった役者さんが笑顔で挨拶すると、「あ、ほんとは良い人なんだ・・・✨」って。



朝ごはんを堪能するならここオススメ。

なかなかゆっくり食事を楽しめていなかったので、朝ごはんだけはしっかりゆっくり食べよう!

と思い、前の晩からイングリッシュブレックファーストを食べられるカフェを検索。


そこで行ってみたのがこちらのお店

The Folly


意外にも広い店内。まるで森の中に入ったかのような装飾。

朝8:30に到着したにも関わらず、店内には朝食を食べたりコーヒーを飲むビジネスマンが多くいました。

朝ごはん食べながらカフェで仕事って、なんか素敵!


おひとりさまの私。

イングリッシュブレックファーストを食べに来たのだけれど、ベーコンやら、ソーセージやら、私には少し重たいのでVege イングリッシュブレックファーストを注文。

卵料理(調理法は選べます)とグリルドトマト、アボカド、マッシュルーム、ほうれん草ソテー、ハッシュドポテト、お豆、パン。

イングリッシュブレックファーストのお豆、私は意外と好き。

どれもシンプルなものだったけれど、とても美味しかった。

お店の心地よさ、半熟の目玉焼き、ぽくぽくポテト!

お腹も心もいっぱいになりました。


このお店は朝7時半から夜24時まで営業していて、タワーブリッジやバラマーケットにも近いので観光途中の食事や休憩にもおすすめです。



なんだかんだで感動したのはマーケット。

お腹いっぱいの後に行ったことを後悔した、バラマーケット。

市場なので生鮮食品はもちろんのこと、その場で食べられるフードも充実。


本当に、イギリスの食は多彩。トルコやレバノン料理など日本ではなじみのない国の料理も、こちらの人からは愛されているのが伝わってきます。


イギリス料理はまずい、と言われて「イギリス=まずい」というイメージを持たれがちだけど、自国の食文化を発展させなかった代わりに他国の食文化を上手に自国に受け入れやすい形として取り入れたのはもはや称賛すべきところ。


このマーケットではチーズ屋のお兄さんにつかまってしまい、お兄さんおすすめのチーズだけ買いました。(この写真右に写る小さな丸っこいチーズ。なんとドライチーズで、カッチカチ!スライスして、パスタやサラダなど、なんにでも合う!開封前まで常温保存できるらしい)


食材の種類も豊富すぎて、、、バラマーケット、ブリュッセルにもほしいなあ。




旅の終盤に訪れたビックベン。

まさかの工事中。


この後ハロッズへ移動するも、オイスターカード(日本のスイカみたいなカード)を紛失。OMG!

やっぱり私って何かしらやらかすんだよなあ。



自由に、気ままに旅をしていたようで、実はめちゃくちゃ歩いていて(2日で5万歩、20km!!)

足も肩もボロボロ。


そういえば、いつもは相方が重い荷物を持ってくれたり、車を運転してくれたり。。



ベルギーに来てから11か月、仕事を辞めてから1年。

専業主婦を楽しんでいたしそれが私の務めだと思っていたけれど、やはりどこか刺激が足りなくて、何かにチャレンジしてもうまくいかなくて。


一般的に見たら贅沢でうらやましがられるような生活かもしれない。


でも、駐在妻ってそれがすべてじゃない。

わたし、これでいいのかな?ちゃんと、毎日を過ごせているのかな?って少し不安で。

自分一人で、何かしてみたかった。

イギリスにどうしても行きたかったんじゃなくて、ベルギーを出て、どこかへ一人で行ってみたかった。


だけど、ひとり旅は楽しいようで本当は気が張って疲れるし、レストランもひとりじゃ楽しみづらいし、オイスターカードは失くすし、なにしろ、見て、聞いて、感じたことをその瞬間に共有できない。


やっぱり、ひとりじゃ限界があるんだなあ。


いつも、誰かに支えてもらっているんだなあ。



この旅を通して、そんなことに改めて気づけたような気がします。


そして、この旅に行かせてくれた私の相方、本当にありがとう。



つらつらと書きつづりましたこのSlow trip記録、くだらない内容でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。





読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO