餃子???@ポーランド


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


はじめましての方は こちら からどうぞ☆

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帰国前の追い込みで、最近は旅行ばかり行っております。。。

その為、レシピや食材についてブログに書くことがなかなかできていません💦うぅ~



一方でベル通さんの方ではいくつか記事を載せていただいています!


きのことポワロ―のポタージュレシピとか、きのこ専門レストランとか(^^)


ポタージュのレシピです↓


ここ最近、「レシピ見て作ったよ!」「ベル通のレシピって、SHOKOちゃんのだったんだ~!」と言われることが多く、皆さんに見ていただいていること、そして実践していただいていることに感謝です。



私がブログやベル通さんで発信する目的は、ベルギーやヨーロッパでの食を楽しんでもらうのはもちろん、「食べること・作ること」にもっと興味を持ってもらい、楽しく美味しく、食卓を作ってもらうこと♡



なので、私の文章を読んで、それがきっかけで「おいしい~♡」ってたくさんの人が笑顔になってくれればそれが一番の幸せです。(笑)



今後もいくつか記事が載る予定ですので、またチェックしていただけると嬉しいです☆



さて、前置きが長くなりましたが、


先週末はポーランドの首都ワルシャワへ行ってきました!


ポーランドと言えば、私の大好きなピアノ作曲家「ショパン」の故郷であります。

(実は私、高校生まで本気で音大進学を夢見ていました・・・)


↑ショパンが39年の短い生涯の中で、最後に愛用したピアノ。@ショパン博物館



町にはあらゆる場所にショパンゆかりの建物があり、特にショパンの心臓が眠る聖十字架教会へ行けたことは一生涯残る良い思い出です・・・✨




さて、音楽から食と栄養に路線変更した私。このブログでも食の話に路線変更です!




ポーランド人の国民食は、餃子?!


中世、ポーランドはポーランド人の他に多数の東欧系が入り混じった多国籍国家だったため、周辺諸国の食文化を取り入れてバラエティ豊富な食文化を形成してきたそうです。



ライ麦パンやソバの実、じゃがいも、豚肉、ビーツ、スープ、ザワークラウトなどをよく食べる習慣があり、これはドイツやハンガリー、バルト三国などと非常に似ているところです。



↑ ゴウォンプキ という、ポーランドの伝統的なロールキャベツ。

ディルをよく使うところは北欧にも似ていますね💓



多彩な要素を持つポーランド料理ですが、その中にひときわ目立つ料理があります!!



それが、ピエロギ!!



まさに、餃子🥟!!!




ピエロギとは、卵を加えた小麦粉の生地でカッテージチーズやザワークラウト、マッシュルーム、ひき肉などを包んだ料理。


上の写真のように茹でて、玉ねぎとベーコン、溶かしラードをかけて食べるのが一般的なんだそう。



焼いたり揚げたりもするから、もう見た目は完全に餃子!!!



↑ほうれん草のピエロギ。サワークリームをつけて食べました。



ポーランド料理店のメニューには必ず数種類のピエロギがあり、前菜としても、メインとしても食べることができます。ピエロギ専門レストランもあるんだそう!


ラズベリーやサクランボを入れて、甘いソースをかけてデザートとして食べることもあるとは驚き。



そして!

なんと!


このピエロギ、ポーランドでは伝統的なクリスマスメニューでもあるんです!!




クリスマスイブにザワークラウトとマッシュルームのピエロギを大量生産してクリスマスに備えるんだとか。


餃子をクリスマスに…と思うと何だか変ですが、少し似ているイタリア料理のラビオリやトルテリーニを想像すると・・・まだ納得できますね。(笑)



ちなみにトルテリーニはこんな料理⇓


(引用:https://www.semplice-kamakura.com/2017/05/14/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8B/)



1泊2日のワルシャワ旅行で3回(朝食以外、毎回!)ピエロギを食べたんですが、普通に美味しい!


水餃子のようで、皮はもっちりしていて食べごたえも◎


日本人にはなじみのある食感と味だなあ~と思いました。




作り方を調べると餃子の皮を代用して作るレシピがあったので、ベルギーでも日本でも作れそうです♡



今日はこのあたりで、食の旅記録はおしまい♪

↑p.s. ポーランドの代表的なお酒はウォッカ!

度数はかなり強めですが良い香りと甘めな味で美味しい♪ 飲みすぎ注意です!!!


読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO