七草粥 / 胃腸を休める食べ方


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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早いもので、2018年がスタートし一週間が経ちました!


皆さん、お正月は美味しいものを食べられましたか(^^)?


きっとベルギーでは2日から仕事始めなので “お正月感” というものは感じられないかもしれませんね(笑)



さて、1月7日は『七草粥』の日。



『人日(じんじつ)』という五節句のうちの一つの日に「春の七草」を入れた粥を食べるという風習です。


五節句とは


人日(1月7日)
上巳(3月3日)
端午(5月5日)
七夕(7月7日)
重陽(9月9日)


の5日。



桃の節句(3月3日)と端午の節句(5月5日)は馴染みがありますが、五節句と言われるものがあったとは知りませんでした!




食べる理由は良く知られていますが「正月料理を食べて疲れた胃腸を癒すため」。



中国から伝わり日本では平安時代から始まって、江戸時代には一般にも普及していたというから長く伝わる風習ですね。




私も日本に帰国してから連日ごちそうばかり食べていたのでさすがに胃が辛くなり、1月7日の朝食は家族そろって「七草粥」。



お粥を食べることって普段はめったにないのですが、たまには良いですね(^^)


お粥は水分もたっぷりなので、乾いた体にも◎です。




胃腸を休めるためにも、他のおかずもちょっとした気遣いをしてみると良いと思います。




基本は “消化の良い食事” 。


消化の良い食材を、消化の良い状態に調理し、よく噛んで食べる。


これが基本ですね!


(病院勤務の時は消化器の術後の患者さんにいつもお話ししていました!)



脂の多い肉や魚などの食品や揚げ物は避け、


焼く・蒸す・茹でるといった調理法で加熱していただく。


繊維の多いものは避けるか軟らかく加熱し、野菜は生よりさっとゆでた方が消化が良いです。




例えば、白身のお魚やお豆腐を青菜と一緒に蒸してしょうゆ麹でいただいたり、


根菜類と皮をはいだ鶏肉をじっくり煮た煮物など。


具沢山のお味噌汁も良いですね!





七草粥の日だけでなく、普段の“ちょっと食べすぎたかな・・・?”


という日の翌日にも取り入れたい食べ方です。




今年一年も、美味しく楽しくお料理して、素敵な食卓を作っていきましょ~♡



読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO