“BIO”のすゝめ vol.1


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


はじめましての方は こちら からどうぞ☆

BLOGランキングに参加中です。ポチッと押していただけるととても嬉しいです!




ベルギーはここ何日か悪天候が続いています。太陽が見たいよ~。

そんな時は部屋のお掃除か、近くのスーパーをうろうろ。

やっぱり目に付く、BIO食品。なんとなく知ってはいるけど・・・?

なのでまとめてみることにしました。



第一弾、そもそも “BIO" とは?

簡単に言うと、「人工的な手は加えず、自然のままにすること・したもの。

つまり、作物を育てる過程で農薬や化学肥料、遺伝子組み換えなどを用いらず、自然環境にごく近い環境で耕作したもののことです。日本でいう、オーガニックや有機栽培のことですね。

日本では自然食料品店やスーパーの片隅にたまーに置いてあるくらいですが、ヨーロッパではこういった食品や生活用品(有機の原料で作ったタオルや化粧品)が当たり前に売られています。


BIO食品を割と購入する私。

最近はBIOのプレーンヨーグルトにBIOのアガベシロップをかけて食べるのがお気に入りです。


日本での “オーガニック、有機栽培” の大きな定義は

農薬と化学肥料を3年以上使用しない田畑で、栽培したもの。

として農林水産省の「有機農産物の日本農林規格」にあります。

また、有機JAS規格というものがあり、これは有機農産物を「生産から消費までの過程を通じて化学肥料・農薬等の合成化学物質や生物薬剤、放射性物質、遺伝子組換え種子及び生産物等をまったく使用せず、その地域の資源をできるだけ活用し、自然が本来有する生産力を尊重した方法で生産されたもの」と定めています。


一方で、ヨーロッパではどうか?

↑これがEUのBIOマーク。各国ごとにもマークがあります。もちろんベルギーにも!


調べたところ、EU及びその各国においても法律で定められているようです。

細かい規定があるようですが、作物以外の乳・卵・肉なども飼料そのものに規定があるのはもちろん、飼育される環境(規定以上のスペースがあるか?など)にも規定があるようです。

では、レトルト食品や加工品は?

「加工食品の場合、最低でも95%の原材料がビオでなければならず、残りの5%もなるべく自然なものが望まれます。しかし自然界では生産不可能なものもあります。そのようなものに限り人工の添加物など使用可能ですが、これにも制限があり、許可されている物質がリスト化されています。また、製品の一部だけにビオを使用している場合には、ビオラベルは与えられません」 *Agence BIO調査より

とあります。


なるほど。かなり厳しい規定があるようです。


無農薬だし、自然に近い環境で育っている。しかもこんなに厳しい規定をクリアしている製品・食品。

安心感が違いますね。


でも、実際BIOと一般食品、どれだけ違うのか?


それはNo.2で・・・☆




読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO