日本人の悪い?ところ


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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管理栄養士という職業柄、やはり食について書くことが多いこのブログですが、

今回は"日本人"について、思ったことを書いてみます。


写真も無いし長文です。



今私はブリュッセル市内にある語学学校に週2回通っています。
クラスメイトには他数名の日本人と、ベルギー人、トルコ人が。

あらかじめレベルテストを受けて自分に合ったクラスで学ぶのですが、学期が始まってからも先生が生徒のレベルを考慮し臨機応変にクラスチェンジをします。

私のクラスには年配のベルギー人が1人いましたが、過去形の活用をうまく理解できていないという理由でより易しいクラスへ異動になりました。

でも彼は私なんかよりもずっと語彙力や発言量があるのです。

文法よりも単語力があり伝える力を持っている方がずっと英語のスピーキング力、コミュニケーション力に優れていると思うのですが、担任の先生はとりわけ彼に厳しい。言語を勉強するというのはそういうことなのかな?


一方で我々日本人、過去形など中学英語の文法はかなり日本の教育過程で叩き込まれたせいか、割と会話中でもこなせるものです。


でも圧倒的に足りないのが語彙力。

そして、自らどんどん発言しようとする力。



これは圧倒的に劣っています。

日本人でも英語に堪能な方はもちろん別ですが、私の様な "キホンは英語は中学・高校のみで受験英語だけ、大学は簡単な英語を1年だけさらっと、就職しても英語を使わない" という日本人は少なくないはず。

語彙力なんてきっとネイティヴからしたら小学生レベルです。

だけどこの解決法は簡単。

単語を覚えて会話に使う。
そうして語彙力を増やせばいいんです。

言うのは簡単、やるのが一番難しいのですが。



それ以上に難しいこと、それが

自分の意思を率直に、すぐさま伝えること。


これは、日本人が一番苦手にしていることなんじゃないでしょうか。

ただでさえ、
人の話は静かに最後まで聞く
と教わってきた日本人。

その上、
他人の言動や考えを気にしたり、発言を恥ずかしがったり、

はたまた、
譲り合いの精神を持ち、静かに、自己を主張しないのが美徳だと考えるのもまた日本人。

そこが日本人の良いところでもあるんですがね(^^)


でも、それが英語で話すとなると、さらに"保守的"になります。



ただでさえ語彙力やヒヤリングに乏しい日本人が

質問を聞く→自分の意見を考える→発言する

を全て"英語で"話そうとするとワンテンポ遅くなるんですね。

さらに、
間違ってるかな?
あの人今発言するかな?


とか考えて自分が真っ先に話そうとしないから更に遅れるんです。
それに、自分の意見をしっかり持っていない事もある。


そうすると、

もっと話して!
どんどん喋るのよ!!
日本人はシャイね!!!


なんて、先生はヒートアップしちゃうのです。


悔しがりな私はそう言われるのが嫌なので、
無い頭をフル稼働させてすぐ答えられるように努めているのですが。


(そのおかげで最後少し褒められたのは嬉しかった💓)


こんな場に出てみると、
日本人の良いところが裏目に出てしまうという事がよくわかります。

というかそう言われているのを知ってはいたものの、より実感しました。



まずは英語力の向上!!


ですが、良い意味で日本人的な姿勢から脱皮していけたらもっと会話の輪も広がるし、社会の輪も広がっていくんじゃないかな、と思いました。


とにもかくにも、
まずしゃべらないと英語のスピーキング力は身につきませんしね!


こんな事を考えさせられた今日の語学学校でした。

読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO