手抜きでも賢く食べる3つのポイント


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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最近、食生活について気づくこと、考えることがあったので自分なりの視点で書いてみようと思います。



突然ですが、みなさん「食べること」はお好きですか?



私はもちろん、大好きです♪




では、「食べること」についてパッと思い浮かぶことは何でしょうか。




楽しいこと

幸せなこと

おいしいこと

空腹を満たすこと

面倒なこと

毎日のこと

当たり前のこと

・・・


皆さんいろいろ思いつくでしょう。




私が一番に思いつき、そして常に大事にしていることは


「食べること = 生きること」


です。



体は生まれてからずっと、食べたもので作られています。



では、あなたの体は何でできていますか?



最近の食事内容を振り返ってみましょう。





甘いパンなどの炭水化物のみで食事を終えていませんか? (朝食・昼食にありがちです)


インスタント食品や加工食品、総菜ばかりに頼っていませんか?



お腹が満たされればいいと思っていませんか?


自分の体、大切にしていますか?




食を見直すということは、


自分の生活を見直し、体を見直し、


自分自身を見直すことにもなります。


また、家族の健康、特にお子さんがいらっしゃる場合は子供の将来の食生活にも影響してきます


意識・実行、できているでしょうか・・・?





でも、

面倒な時、忙しいとき、ひとり分だけの時、そんなに料理できない!って思いますよね。




そんなときはついつい食事のバランスが乱れがちです。

そこで、



手軽にバランスのとれた食事にできる「手抜きでも賢く食べる3つのポイント」をお伝えします☆


病院で管理栄養士をしていたころ、患者さんへの栄養指導でよくお伝えしていたことです。



Point1:「炭水化物+タンパク質+野菜」のルールを守る


バランスよく食べましょう、とよく言われますよね。じゃあ、バランスって具体的に言うと?


大まかにいうと、ご飯などの炭水化物と、肉や魚、卵などのタンパク質、そして野菜の3つが必ず1食にそろっていること。


様々な食品・食材を組み合わせて食べることが重要ですが、まずはこの3つを必ずそろえることに意識してみてください。

食事のバランスを意識するということは食事を「手抜きでも賢く食べる」ときに最も重要なポイントですが、普段の食生活の中でも重要なのは言うまでもありません。

これを習慣づけることで、自然と「忙しくても面倒でも、バランスよく食べる」意識に変わっていきます。



では、これを踏まえてPoint2と3へ。


(↑ある日の私の一人ランチ@自宅。食パンの上に芽キャベツとミニトマト、マッシュルーム。周りにトマトソース(市販)をかけて、真ん中に卵を割る。とろけるチーズをかけて、レンジでチン。/~10分)



Point2:冷蔵庫に「そのまま食べられるもの」を常備しておく


例えば、炊いたご飯やプチトマトやキュウリ、レタスなどの生でも洗うだけ・ちぎるだけで食べられる野菜、ヨーグルト、6Pチーズ、納豆(ベルギーでは田川で買えますね)、ツナ缶など。デレーズにはサラダチキンもお肉コーナーにあり、便利です。


パンよりなるべくご飯を。(パンには塩分や糖分が余計に入っています)

野菜はなるべくカット済みではないものを。(たまに使うくらいなら、カット済みでも◎)

タンパク源は、手抜きしようと思うと意外と不足しがちです。これら↑はすぐ食べられて便利です。


これらをPoint1にならって組み合わせるだけで、手抜きでも賢く食べることができます。


しかし、これだけだと食材に偏りができてしまうのであくまで応急処置的な方法です。

単身男性などは温めるだけの総菜に頼りがちだと思うので、タンパク質と野菜はきちんと摂れているか?を意識してみてください。(炭水化物はわりと摂取しやすいものです)



(↑ある日の私の一人ランチ@自宅。ブロッコリー、かぼちゃ、マッシュルーム、ツナ缶。コンソメととろけるチーズをぱらぱらしてレンジでチン。仕上げにオリーブオイルとブラックペッパーを少々。甘さ控えめのワッフルと。/~10分)




Point3:料理したときは「多めに作る」で、なんちゃって作り置きに


「作り置きおかず」は忙しい人にも人気でレシピ本もよく出版されていますが、それでさえ面倒くさい人は必ずいるはず。

でも、簡単な方法があります。

その時食べる分のみではなく、ついでに翌日の朝やお昼ご飯に回せるよう多めに作ると、後で食べるときは温め直すだけで済みます。

具体的に言うと、野菜たっぷりの味噌汁やスープ、肉や魚のメインのおかず、煮物などを余分に作っておきましょう。料理の合間にゆで卵を作っておくのもいいですね。これが「なんちゃって作り置き」です。


これらをPoint1にならって、Point2の食品も組み合わせれば「手抜きでも賢く食べる」ことができます。


これを習慣的に行うことで、面倒な時や忙しいときの助けとなり、尚且つバランスよく手軽に食べることができます。


料理が苦手な人にとってこれは少し応用編かもしれませんが、できることからトライしてみましょう♪




どうでしたか?


まずはちょっとした心がけと、実行してみることが大切です☆






読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO