毎日をいきいきと過ごすために~野菜のちから~


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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突然ですが、皆さんは「お野菜」好きですか?

毎日、どのくらい食べているでしょうか?



私は大の野菜好き。

毎日、毎食、欠かさず、たくさん野菜を食べます。

そのおかげで、お肌の調子もすこぶる良いです。

ベルギーで手に入る珍しいお野菜を試すのもとっても楽しいです♪

病院勤務時代にも、多くの患者さんに「野菜を食べましょう」とお話してきました。




ではなぜ、野菜を食べることは体に良いのでしょう?


野菜が好きな方にはもちろん、野菜が苦手な方、


食べなきゃと思ってもなかなか食事に取り入れられていない方、


お料理が苦手な方、



そういった方でも今日から実践できる方法を交えて、

毎日をいきいき過ごすための野菜のちから」を3回に分けてお話ししたいと思います。


まず今回は、ビタミンとミネラルのお話です。




・ビタミンがたっぷり


ビタミンをとると言えば、野菜や果物が思いつくと思います。


実はビタミンAやB群、Dなどは野菜よりも肉や魚などに多いのですが、

ビタミンC、E、K、葉酸や、体内でビタミンAに変換されるカロチンなどは野菜にも多く含まれます。




ビタミンA、C、Eは言わずと知れた「美容に必須のビタミン」。


高い抗酸化力を持つため体内が錆びるのを防いでくれ、「ビタミンACE(エース)」とも言われています。お肌のくすみやシミ、しわを防いでくれます。

ストレスに暴露するとビタミンCの必要量はぐんと増すといわれています。

普段からストレス環境下にある働く世代にも、AECはしっかりとって欲しいビタミンです。


これらは特に緑黄色野菜に多く含まれています。

カロチンは人参、カボチャ、ホウレン草などの青菜類に多く、ビタミンCはブロッコリーやカリフラワー、パプリカに、ビタミンEはカボチャ、アボカド、野菜ではありませんがナッツ類や植物油に多く含まれています。



・カリウムのちからでむくみを撃退


野菜全般に、カリウムというミネラルが多く含まれています。

カリウムは体内のナトリウム濃度とうまくバランスをとり、浸透圧の調節に大きくかかわっているミネラルです。


現代人は塩分(ナトリウム)の摂りすぎを指摘されていますが、塩分をたくさん摂ると体内の浸透圧を調整するために水分を体の中にため込もうとします。

ですからしょっぱいものを食べると体がむくんだり、高血圧の原因になったりするのです。



でも、カリウムをしっかりとっていればそれを防ぐことができます。

カリウムはナトリウムとうまくバランスをとるので、過剰なナトリウムは体外へ排出され、余分な水分を体にため込むこともなくなります。


「デトックスウォーター」が巷で流行りましたが、カリウムの水に溶けやすい性質を利用して、フレッシュな野菜や果物に含まれるカリウムを日ごろから積極的に摂り、むくみを軽減して体をスッキリさせるという理論に基づいています。




・今回のまとめ


野菜には美や健康を維持するために不可欠なビタミンやミネラルが含まれています♪

ここで大切なのは、毎日、なるべく毎食、様々な種類の野菜を食べることです☆


「○○が良い」と聞くとそればかり食べようとしがちですが、大切なのはバランスです。

一定のものばかり食べていては、どんなに良い食材であっても栄養バランスはとれません。


ひとり暮らしでそんなに野菜を買えない!という場合は、色の濃い野菜を3種類ほど組み合わせて購入し、終わったら違う種類の色の濃い野菜を選ぶというようにすると良いですね!


詳しい野菜の取り入れ方は、3回目でお伝えしたいと思います。


次回は「食物繊維・フィトケミカル」についてです☆

読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO