今日はベルギーの代表的な食材、Mussel(ムール貝)について紹介します✨
ムール貝、最近は日本でも外食すると見かけますよね。
これ、実は日本にも『イガイ』と言う名で存在しています。広島県の一部で養殖が行われているようですが、欧州ほどの需要はまだありません。
ベルギーではレストランのみならず、家庭でも定番料理として良く食べられています。その為か、スーパーでは生のムール貝がパック詰めされ、1kg、2kg単位で売られています。
ムール貝の旬は9〜4月。まさに、今ですね。
ビタミンB群、ミネラルが豊富!
ムール貝にはビタミンB12がアサリの2倍多く含まれています。
ビタミンB12とは、血液成分であるヘモグロビンを作るのに必要なビタミン。ムール貝には鉄分も豊富に含まれているので、ビタミンB12と鉄分の相乗効果で貧血予防に最適です◎
また、ビタミンB2も含有されています。これは皮膚や髪などの生成を促すので、健やかな肌や髪を維持するために必須のビタミンです。
これらのビタミンBは水溶性の為、煮汁ごと一緒に摂るのが効果的です。
また、マグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
骨の新陳代謝や神経系の正常な働きに欠かせません。
How to cook
《材料》
・ムール貝 1kg
・バター または オリーブオイル 大さじ1
・にんにく 2かけ
・セロリ 1枝(30cmくらい)
・にんじん 中1/2本
・白ワイン 100cc
・水 250cc
・パセリ 適量
1.ムール貝のヒゲを上に向けて引っ張ってとります。貝同士を擦るように、水でよく洗います。
2.にんにくはスライス、セロリとにんじんは1cm幅くらいに切ります。
3.大きめの鍋にバター または オリーブオイルを中火で熱し、にんにくを炒めます。香りがたったら、セロリとにんじんも入れてしんなりするまで炒めます。
4.ムール貝を入れ、白ワインと水を加えたら上に刻んだパセリを振りかけ、蓋をします。最初は強火で、グツグツしてきたら中火にします。
5.ムール貝が開いたら出来上がりです!蓋を開けて、立ちのぼってくる素敵な香りを楽しみましょう!鍋ごとテーブルへ。さあビールと共に召し上がれ!
食べた後の汁は捨てないで!
残った汁の中には、ビタミンやミネラルがたっぷり残っています。食べないなんて、もったいない!
贅沢に、リゾットにしちゃいます。
お米から作る本格派なのに、実は簡単です。
《材料》2人分
・米 1合
・食べて残った汁(野菜が残ってると◎)
・バター 10gくらい
1.鍋の汁は別の容器に移します。米は水で洗い、水を切っておきます。
2.1の鍋にバターを溶かし、洗った米を入れます。米が透き通るまで、中火で炒めます。
3.炒まったら汁を全て加え、蓋をします。ここからは5分程グツグツ煮ていきます。
4.蓋をあけて、汁気が少なくなってきたらかき混ぜてみましょう!お米がとろっと、でもすこーしアルデンテかな?という頃が火を止めるタイミングです。余熱で火が通ってしまうので、火をかけすぎると雑炊のようになってしまいます!
5.熱いうちに、お皿へ。刻んだパセリを振って戴きましょう♡ムール貝と野菜の旨味、海の塩気、パセリの香りがたまりません!
このリゾットレシピは、ムール貝でなくてもOK!
例えば、鍋をした後の汁、ポトフなどのスープの余りでも同じように美味しいリゾットを作ることができます。
ポイントは、ご飯ではなくお米から作る事!
これだけで、ワンランク上のリゾットに。
どうでしたか?
火加減だけ注意すれば、後はとっても簡単です。
ムール貝が手に入らない時は、アサリや殻付きのエビ🦐などで作ってみてもいいかもしれません。
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