恵方巻をベルギー風に作ってみた!


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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2月3日は、「節分」。

邪気を払うために煎り大豆を外に向かって投げたり、恵方巻を食べたりする日本の伝統的な風習ですよね。


ここでふたつ、私の出身地である長野県のびっくりな風習を紹介!

①豆まき、ではなく「落花生まき

そう、大豆ではなく、殻付きの落花生を投げるんです!後で食べるのに衛生的・・・✨

②「とろろ」を食べる

これは初耳の方多いと思います。長野県の北、北信地域にある風習です。長芋をすりおろしてマグロと一緒に山かけにしたり、汁物にいれてとろろ汁にしたりします。

「鬼の角に似た芋をすり下ろす」とか、「鬼が滑って入らないようにする」などと言われています。


去年の今頃はまだ地元の総合病院で管理栄養士をしていたので、「あ!そういえば今日は節分献立だ・・・」とあまり意識してはいなかったのですが、今年はベルギー。ここにいると日本のものに触れた時ホッとするんですよね。だけど、「普通の恵方巻じゃつまらない!!」とスーパーで思いついた私。

一日早いですが、作ってみました!


「恵方巻~ベルギー風~」

ベルギーの国旗(黒・黄色・赤)とベルギーならではの食材を組み合わせてみました。


黒:海苔(日本から送ってました)

黄色:卵焼き(平飼い鶏の卵で)

赤:灰色小エビのカクテルソース和え(軽く湯通ししたものにタルタルソースとケチャップ少しを和えて)


灰色小エビとは小指の先程の大きさしかない、しかも灰色に近いピンク色の小エビで、ベルギーならではの食材です。


この写真のエビはわりとピンクでした・・・本来もっと灰色をしているので、初めてみたときは「何これ気持ち悪い・・・」とまで思いました。(ごめんなさい)


でも実は、高級食材。

スーパーでも手に入りますが、なかなかの値段で売られています。

それに、普通においしい!(笑)

こちらではサラダやコロッケにして食べるのが定番ですが、簡単にタルタルソースと和えてサンドイッチの具にするのも、ガーリックとオリーブオイルで炒めるのも最高にC'est bon!(おいしい!)


ベルギー料理を扱うレストランでは必ずと言っていいほどこの灰色小エビのメニューがあるので、お越しの際はぜひ食べてみてください。


恵方巻にはついでにきゅうりと、ちょうどあったムール貝のピクルスも巻き巻き。

ちゃんと北北西を向いて、美味しくいただきましたよ~




読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO