ベルギー在住管理栄養士が聞いてびっくりしたヨーロッパの食事指導


こんにちは。ベルギー在住の管理栄養士、SHOKOです。


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先日、ここ最近の腹痛と昔から悩まされている便秘のことを相談に、病院へ行って来ました。(管理栄養士なのにお恥ずかしい💦)


(すみません汚い話ですが、今回は便秘の話です。)



日本語が話せるベルギー人の先生に診察してもらい、下剤の処方とまさかの食事指導を受けてしまいました……😂!!!



病院で患者さんに食事指導していた身からすると、プライドを傷つけられたというか、ちょっとしょんぼりな気持ちに。


加えて、そこで聞いた内容にもビックリ😳!!


ヨーロッパの食事指導に、一瞬唖然・・・



その内容を、管理栄養士の私の解釈を交えて紹介したいと思います。



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米は便秘になる食べ物だ!!!




え?!


って、思いませんか?


日本人ならほぼ毎日食べるお米。
主食なのに、それが便秘の原因???
むしろ、便秘予防には食べた方が良い!ですよね。(玄米や雑穀を混ぜて)



ですが、ヨーロッパでは
『米は便秘になる食べ物』
で有名なんだと、先生はおっしゃいました。

そのため、米を食べるのは週一回にし、米の代わりに芋🥔や麺類、パンなどをたべるようにと言われました。



((そんなの聞いたことないよ〜〜))


でも翌日、語学学校の先生にも聞いてみたところ、確かにそう言われているとのこと。



米がいけない理由について病院の先生に質問しましたが、『とにかく米はやめろ』との事で、きちんとした説明は無かったのは納得いきませんでした。


私の解釈としては、


" ヨーロッパ人が食べる主食(パン、パスタ、じゃがいも)よりも ご飯(精白米) は食物繊維が少ないから "



事実、精白米には便秘解消の為に大切な食物繊維はほとんど含まれていません。(白ご飯100gあたり0.4g)
ですが、玄米や雑穀などを混ぜて炊く事で食物繊維量をUPさせることができます。


私も普段ご飯を炊くときは必ず玄米や雑穀を混ぜています。



一方でヨーロッパ、主食はパンやジャガイモです。


(↑主食のように食べるフリッツ)


パンと言っても、日本にある真っ白な食パンではなく、全粒粉やライ麦、その他ナッツ類などが沢山入ったパンが当たり前のようにスーパーに売られています。これらを食べれば精白米より断然、食物繊維を摂取できます


スパゲッティにはもともと食物繊維が含まれ(100gあたり2.7g)、さらに全粒粉が含まれているものがあります。


ジャガイモの食物繊維含有量は、100gあたり2.2g。精白米のなんと5.5倍にあたります!



これらと精白米を比較すると、やはり精白米は食物繊維のない食品であり、

ヨーロッパ人からは『米は便秘になる』と言われてしまう所以なのです。



だからと言って、お米が敵になるわけではありません!!!


もともと温暖で湿潤な気候の日本では稲作が盛んに行われ、それを主食とした日本人。

そのため、日本人の体にはお米が合っています。

炭水化物抜きダイエットなどと謳われますが、抜くのではなく食べ方が大事


先ほどお伝えしたように、玄米や雑穀などを混ぜて食べることで、食物繊維の摂取量をUPすることができます!(本当ならば食物繊維の効果についても書きたいところですが、今回はここまで☆)


また、パンでも全粒粉やライ麦などが入っていない白いパンは精白米と同じく食物繊維量は少ないので、そこも注意です。





ジュースとミルクを飲みなさい!






これも、「えええ???」

って思ってしまったことです。



先生はこう言いました。

「水分沢山摂ってくださいね。だからジュースやミルク、沢山飲んでください。」




便秘がちな人にとって、水分摂取はぜひ積極的に行ってほしいこと。

これは万国共通ですね。

ただし、「水」を飲むのが一番おすすめです。



ジュースや牛乳には糖分や脂肪分が含まれており、これらを食事以外で水代わりに飲むというのは他の疾患を引き起こす原因となるためお勧めできません。


また、お茶やコーヒーもカフェインなどが入っているため、利尿作用により「脱水状態」に近くなり、効率的な水分補給は望めません。


これらの点から、やはり日ごろの水分補給には「水」がおすすめです。

(スポーツ時や風邪、熱中症などの脱水状態時は除きます)



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その他、

「揚げ物を週に何回か食べてください」

とも言われました。


確かに 揚げ物=油 をとることで潤滑油としての役割を果たし便通が促進されます。


しかし、習慣的に摂ることでカロリーの過剰摂取につながり、

また揚げ物の油は酸化しているため、体内の老化を速めてしまいます。


私なら、オリーブオイルやアマニオイルなど、良質な脂肪酸組成のオイルをサラダなどにかけて摂る方法をお勧めします。




以上が、日本で病院管理栄養士をしていた私が聞くと

一瞬、「・・・?」

となってしまった内容でした。




先生が伝えたかったこと

「食物繊維・水分補給・油の適度な摂取」

はまさしくその通りですが、



解釈を間違え、言われたとおりに行動するとえらいことになってしまいます。


ヨーロッパ人の考える便秘解消法も、視点が違って興味深いですね。





これを読んで、食事のこと、病院で言われたこと、何か気になる方がいらっしゃいましたら


ベルギー・日本問わず、気軽に相談ください☆


なにかお助けできれば幸いです♪



読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


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douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO ※現在ベルギーにて生活中。 毎日のあれこれを綴ります✨