毎日仕事を頑張っている旦那さん。
帰宅時間も22時を回ります。
夕食の時間が遅くなっちゃうよ~~と、私は心で嘆くのですが、仕方のないことでもあります。涙
食事の時間が遅いと体に良くないことは、皆さんなんとなく知っていると思います。
でも具体的にどう悪いのか?
我が家にとって耳が痛いことではありますが、
「夜遅い時間に食事をすると良くない理由」
を簡単にまとめてみました。
・胃腸への負担と睡眠不足
「夜遅くに食事をする=寝るまでの時間が短い」ということです。
食事をすると、体の消化器官は盛んに動き、一生懸命消化しようとしています。胃は激しく動いているのでそんな時に横になると胃酸や内容物が逆流して「逆流性食道炎」を引き起こす可能性が高くなります。だから、食後すぐにごろーんとなってしまうお父さん!!そんな人も危ないです。
また、消化の最中は交感神経が働いています。眠るときは副交感神経が勝るのですが、食べた直後では交感神経が作用しているので深い眠りの妨げになってしまいます。 睡眠不足が肥満になるという研究結果もあるみたいですよ。こわーい(;;)
・食べたエネルギーは消費されず蓄積される
朝食後や昼食後は行動していますが、夕食を食べたあとは寝るだけという人が多いと思います。ましてや、帰宅時間が遅く夕食も遅い時間になってしまう場合は特にそうです。
消費されずに残ったエネルギー(カロリー)は脂肪組織や肝組織に溜め込まれます。人間の仕組みとして本来ならば飢餓時の備えや筋肉の運動のための蓄積ですが、現代人は本来の使い道を果たさずに蓄積を積み重ねてしまいます。これが肥満の原理ですね。
従って、夜遅くに食事をすると消費されなかった余分なエネルギーは脂肪となって蓄積されてしまい、太ってしまうのです。
・B‐MAL1が優位になっている時間帯=脂肪蓄積↑↑
B‐MAL1とは、体内時計の調節に重要な働きをしているタンパク質。
日照時間と大きく関係しているようで、昼間はこの分泌量が多く、夜間は多いといわれています。また脂肪組織では脂肪の蓄積を促し、肝臓や筋肉組織では脂肪酸の燃焼を抑制する方向に深く関わっていることが明らかにされています。
B-MAL1が多くなるのは夜22時頃からで、最も多いのは夜中の2時~4時。そのため、22時以降に食事をすると太りやすくなるといわれています。一方で、一番少ないのが15時頃。「3時のおやつ」は理にかなっているんです♪
以上、「夜遅い時間に食事をすると良くない理由」でした!
・・・分かったけど、どうしてもそうなるのは仕方ない・・・
という方はこちらの記事も参考にしてみてください!↓
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