ベルギー夏の風物詩、「マーチェス」
ニシンの一種、「ハーリング」という魚の“産卵期前”の魚のことを指します。
全長10~15㎝くらいの青魚なので、イワシやアジにも似てるかも。
とにかくこの時期が旬!マーチェスは脂がのってて美味しいんです♩
そんな先日、6月18日は今年の「マーチェス漁解禁日」!
解禁日は毎年異なりますが、その日に合わせて毎年聖カトリーヌ教会前の広場で開かれているのが
「マーチェス祭り」です。
この時期はスーパーにも並び、気軽に手に入れることができますが、
このお祭りは、人気の立ち食い魚屋「La Mer Du Nord」という魚屋さん主催のイベント。
(この魚屋さん、販売のみならずその場で食べることもでき、また新鮮でおいしいのでとっても人気なんです!)
絶対美味しいマーチェスを、晴天の下、大勢の人が賑わう広場で味わうことができるなんて~!
そんな楽しいイベント、行かなきゃ損です!
14時から開催のイベント、16時半に行くとこの人だかり!
生バンドの演奏もあって、大賑わい!
みなさん白ワインを飲みながら、または歌いながら、踊りながら♪このイベントを楽しんでいました。
早速お目当てのマーチェスを注文!
きらっきらのつやっつやです♡
粗みじんの玉ねぎなどが添えられており、それと一緒にいただきます。
ツウな食べ方は、マーチェスの尻尾をもって、ぐいっと上まで持ち上げて、頭の方からパクっと食べる方法。
ナイフで切るよりも、魚の肉厚感、プリッと感がより味わえました!
マーチェス、塩で軽くしめられており生臭い感じはほとんどなく、玉ねぎの辛味もちょうどよくマッチしていました☆
魚の脂も新鮮で、思っていたほど重たくない♪
マーチェス以外には、イワシのグリルやスモークサーモンなどのメニューがありました。
天気も、雰囲気も、そしてマーチェスも最高!
この日偶然、仲良くさせてもらっているご夫婦ともばったりお会いして、3人で白のボトルを2本空けてしまいました。(こちらに載せている写真の一部はその奥様より拝借♡)
キリッと冷えていた白ワイン、とっても美味しかったなあ。
それにしても、やはりその時期旬なものを新鮮なうちにいただくのって本当に美味しいし、栄養価も高いし、無駄なコスト(冷凍や保存など)がかからないのでとっても良いことですね。
ベルギーで新鮮な青魚を食べられるのは貴重な気がするので、この時期にたくさん味わいたいと思います!
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