《レシピ》白いにんじん?パースニップ


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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この野菜を見かけたことはありますか?



ニンジンみたいだけど、白くて大きくて、ゴツゴツしてる・・・


ベルギーのスーパーやマルシェでは、よく見かけるこの野菜。

何でしょう?



これは、「パースニップ」というセリ科の野菜。

ニンジンに似た根菜で、別名はアメリカボウフウ、シロニンジン、サトウニンジンとも呼ばれます。



断面を切ってみると・・・



表面と同様、中も白いのです!


ニンジンに似た、やや甘い香り。

味はさわやかで、すこーし苦いかな?



こちらのパースニップ、マルシェで購入しました。

その時マルシェのスタッフに「どうやって食べるの?」と聞いたところ




「サラダでも、スープでも、炒めても、なんでも!」




とアドバイスをもらいましたが、


買ってみたものの、何の料理に使おうか・・・(**)



やや甘い香り、白い肉質。この特徴を生かすために・・・と考え、



ポタージュにしてみました♡



ほのかに感じる甘い香り、さわやかさ、

そして後にうっすら残る苦み。

クリーミーでなかなかな出来!!


そして白いスープがなんともかわいい♡


そのレシピを紹介します。



《パースニップのポタージュ》


材料(約5人分)

・パースニップ  1/3本

・玉ねぎ 中1個

・バター 20g

・コンソメ  小さじ2(コンソメキューブ1個)

ベルギーのコンソメキューブなら、「チキン」がおすすめです。

・塩 適量

・コショウ 適量

(・あれば ナツメグ 適量)

・牛乳(豆乳でも可) 200cc

牛乳の分量はあくまで目安です。好みでポタージュの硬さを調節してください。

(・トッピングのもの クルトン、粗びきブラックペッパー、パセリなど。今回はピンクペッパーを使用しています)



1.パースニップと玉ねぎの皮をむき、約1㎝角のサイコロ状に切る。適当でいいです。

800㏄ほどのお湯も沸かしておきましょう。


2.鍋にバターを溶かし、カットした玉ねぎを入れて透き通るまでよく炒める。このとき、玉ねぎとバターが焦げないよう注意します。


3.2にカットしたパースニップを加え、よく炒める。炒めると、パースニップがほくほくとじゃがいものようになってきます。これは驚き♪




4.お湯を約500㏄ほど入れ(目安は十分に浸るくらい)、コンソメを入れ、煮込んでいきます。

沸騰するまで強火で構いませんが、沸騰したら中火にしてコトコト煮える火加減に調節してください。


5.5~10分煮込んでしっかり柔らかくなったら、そこに塩とこしょうを振って味を調節します。

ベルギーのコンソメキューブは味がしっかりしているので塩は控えめでもいいかもしれません。



6.お持ちのブレンダーやミキサーなどで固形がなくなるまで撹拌します。


7.6に牛乳を入れ(牛乳が冷たいと分離してしまうので、入れる直前にレンジなどで少し温めておくと良いです)、沸騰させないように注意しながらよく混ぜます。あれば、ナツメグをすこし振りかけて混ぜます。


8.器にもって、トッピングなどをすれば出来上がりです♪



(すこーし牛乳が分離してしまいました・・・皆さん、牛乳は少し温めて入れること、沸騰させないことがきれいに作るポイントです!)



ブレンダーやミキサーなどの器具が必要ではありますが、一つ持っていると料理の幅、手早さがぐんと増します☆

私は多機能ブレンダーを愛用していますが、ポタージュのほかにもみじん切りやホイップなども簡単にできるし、離乳食づくりにも役立ちそうです。



パースニップはこのレシピ以外にも、ポトフやボルシチなどの煮込み料理に適しているようです。

一度買って挑戦してみるのもいいかもしれませんね☆


読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO