エイリアンみたいな野菜《コールラビ》特徴と食べ方☆


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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ベルギーに来て早3ヶ月が経とうとしています。

はじめはスーパーさえも「これ何?」「どうやって使うの?」状態だった私。

まだまだ知らないことも多いけど、ベルギーに来てからこれまでに試したヨーロッパの野菜や調味料などいろいろな食材を気まぐれに紹介していきたいと思います。


まず第一回目のテーマは

「 コールラビ 」

スーパーで見かけて「なにこれ?」と思った方もいるでしょう。

薄黄緑でごつごつしてて、エイリアンみたい?

でも、ヨーロッパではお馴染みの野菜なんです。

日本には明治初期に伝わりましたがなかなか広まらず。。

最近では道の駅やファーマーズマーケットで見かけるようになったんじゃないでしょうか。


フランス語では【chou-rave】とか、【chou-navet】と言います。


地中海沿岸が原産、アブラナ科の野菜で、この丸く肥大した茎の部分を食用とします。

コールラビとは、ドイツ語の「Kohl(キャベツ)+Rabi(カブ)」からきていて、

味はまさにキャベツとカブの中間!という感じですね。

ブロッコリーの芯に似ているとも言えます。

味にクセはなく、生でも食べられる野菜です。


栄養成分としてはカリウムが豊富。

体内のナトリウム(塩分)を体外へ排出する役割を持っている重要なミネラル。

高血圧な方や、体のむくみが気になる方は積極的に摂りたいですね。

また、ビタミンCも含まれています。

このビタミンCは加熱しても壊れにくいんだとか。これは嬉しい!



でも、いったいどう料理したら・・・?



管理栄養士SHOKOが実際にやってみて美味しかった例を紹介します!


~その前に、基本の下ごしらえについて☆~

皮か固く厚いので、白い部分がきちんと見えるまで厚めに剝きましょう。


では!


オススメ調理法①

『大根の代用品として使う』


はい、これは私的に大正解です!

味がしみるしみる~♡

味噌汁はもちろんのこと、鍋に入れても、煮物にしてもGood!

ポトフの材料にしても、おいしいです。

ベルギーではなかなか良い大根が手に入らなかったりするので、クセがなくみずみずしいコールラビは大根の代用品として使えます。

ただ、大根よりもややもろいので、味噌汁などに入れるときは若干厚めに切るといいですよ。




オススメ調理法②

『浅漬け』


なんといっても半分はカブみたいなものなので、生でもいけます。

薄くスライスしたり、細切りにしてサラダにしてもおいしい。

でもちょっと固い・・・こりこり感が強い・・・

と感じる方は、ぜひ「浅漬け」にしてみてください。

ちょうどよくしんなりして、味も馴染むのでおすすめです。

私はその浅漬けにきゅうりやにんじんを加えて、さらにフレッシュなタイム(ハーブ)とオリーブオイルも入れて作ります♪

サラダ感覚としても、箸休めやお酒のお供にもなる一品の出来上がりです。




オススメ調理法③

『コールラビのきんぴら』


千切りにしてごま油で炒め、そこに出汁・酒・みりん・醤油を加えて味が染みるまで弱火~中火で炒めます。スライスしたにんにくや鷹の爪を入れると香りと辛みが引き立って大人な味になります。

人参など、きんぴらごぼうにお馴染みのものを加えてもいいですね。

コールラビを丸々1つ使って作り置きおかずにするのも良いです☆


いかがでしたでしょうか?


意外と使えるコールラビ、ぜひ試してみてください♪


読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO