まさに旬!《ホワイトアスパラ》


簡単だけど、ちゃんと作る。

おいしいと、栄養はどっちも叶えたい。


ずっと続く、残る。

家庭料理を、もっと楽しく。

そんな提案をします。

おうちごはん研究家 SHOKOです。


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今回はまさに今が旬の、『ホワイトアスパラ』について紹介します✨



4月〜6月が旬のホワイトアスパラ。

春を告げる野菜の代名詞でもあります。

今、あちこちのスーパーやマルシェで沢山売られていますよね!
(日本では缶詰で美味しくないイメージだったのに、ベルギーでは新鮮で美味しいものが食べられますね♡)



旬を過ぎても売られていないことは無いですが、やはりお値段もはりますし、旬のものは旬の時期にいただくのが美味しいし安い♡



ところでホワイトアスパラ、普通のアスパラと何が違うの?


そこをまとめてみました!




とにかく『白い』!


これは一目瞭然ですよね。
アスパラなのに、緑ではありません。
でも、緑のアスパラと白のアスパラは、全く同じ品種なんです!

違いは育て方

白アスパラは、育てる過程で日光を当てないように土寄せをしていきます。

そして穂先が出る前に収穫。


日光に当たらない=光合成しない=葉緑体がない!

だから白いんですね。




大きさや太さで値段が変わる


ただでさえ「高級食材」と言われる白アスパラ。

レストランで食べようとすると、なんと3本で16€くらい!


栽培に手間がかかり、技術も必要。

傷みやすくもあるため、販路にも影響します。


そんな白アスパラ、スーパーでは様々なサイズが売られていますが、値段が違うのにお気づきでしょうか?



これは、アスパラの「太さ」が関係しています。


太くしっかりしているもの程、良いお値段です。

やはり育てる手間と技術が関係しているんでしょうね。

また、太いほうがジューシーで甘みもあるように感じます。




気になる味と栄養価は・・・?


白アスパラは緑のアスパラとは少し違ったほのかな苦みと甘みがあります。

(新鮮な方が苦みは少なく、軟らかいようです。)


しっかり茹でて食べるのが白アスパラの一般的な食べ方なので、歯ごたえを感じる緑のアスパラとは違い、ややねっとりした軟らかさを味わうのも白アスパラの特徴です。



では栄養価はどうでしょうか?


実のところ、緑のアスパラの方が日光を浴びている分、栄養価は高いです。



アスパラに含まれるアスパラギン酸やβーカロチン、ビタミンB1、B2、ビタミンK、食物繊維は緑のアスパラの方が豊富に含まれています。

「色の濃い野菜の方が栄養がある」とよく言われるのと同じことですね。




調理法は??


ベルギーでは茹でた白アスパラに刻んだ茹で卵とパセリを散らし、バターソースをかけて食べる「フランダース風」という料理が白アスパラの定番。



茹で方としては、白アスパラの皮や根本は固いのでピーラーで皮を剥き、根元を2~3cm切り落としてから塩を加えたお湯でしっかり茹でてください♪ 

 竹串などで太い部分を刺し、通ったらOKです。


フランダース風にして食べるもよし、ポタージュスープにしても、サラダにしてもよし☆

この時期しか良いものが出回らないので、私は茹でたものを冷凍してストックもしています。




お店で食べるよりもスーパーで購入して自宅で食べる方がお得ですしね☆





まさに今が旬の「白アスパラ」。


ヨーロッパでは日本ではなかなか手に入らない、新鮮でおいしいものが手に入ります。

ぜひ今のうちに、たーくさん食べておきたい食材です♡



読んでくださりありがとうございました♪


SHOKO


douce

"douce"とは、フランス語で 穏やかな、優しい、心地よい、甘い、愛情のこもった、 という意味。 そんな毎日を送るためのヒントを、 食・栄養の観点から贈ります。 管理栄養士・SHOKO